アメリカ:パシフィック水族館 Aquarium of the Pacific

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正式名称:
住所:100 Aquarium Way, Long Beach, CA 90802

ウェブサイト:http://www.aquariumofpacific.org/

 フィーディング ツアー ライブカメラ 寄付 アダプト
         

1998年設立。設立当初からラッコの飼育を行っている。2020年、モントレーベイ水族館のラッコ代理母プログラムとの提携を発表。世界で2番目の、ラッコによる保護ラッコ養育、リリースプログラムを行える施設となる。


Millie

亜種:カリフォルニアラッコ

性別:メス

生年月日:2016年

 

2020年2月にパシフィック水族館の一員となる。野生にいた際子育ての経験があるため、パシフィック水族館のラッコ代理母プログラムにおける養母第1号になることが期待されている。


Charlie

亜種:カリフォルニアラッコ

性別:オス

生年月日:1997年3月2日

 

1998年開館時からの住人。


Maggie

亜種:カリフォルニアラッコ

性別:メス

生年:2010年

座礁年:2010年

座礁地:Cayucos, CA, USA

座礁理由:母親とはぐれた

生後10~12週間で座礁。モントレーベイ水族館に保護され、パシフィック水族館へ。


Ollie

亜種:カリフォルニアラッコ

性別:メス

生年:2010年9月

座礁年:2010年

座礁地:Santa Cruz, CA, USA

座礁理由:母親とはぐれた

生後1週間で座礁。モントレーベイ水族館が保護し、同年パシフィック水族館へ。2011年から一般公開されている。


Betty

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亜種:カリフォルニアラッコ

性別:メス

生年:2013年


Chloe

亜種:カリフォルニアラッコ

性別:メス

生年:2012年11月

座礁日:2012年12月1日

座礁地:Pismo Beach, CA, USA

座礁原因:

座礁字モントレーベイ水族館が保護、7か月間リハビリを行うが、野生に返すことができないと判定される。2013年8月にパシフィック水族館に合流。


他界したラッコ

Brook

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亜種:カリフォルニアラッコ

性別:メス

生年月日:1997年6月8日
没年:2019年1月29日
死因:うっ血性心不全

海洋哺乳類センターでリハビリ後、野生に返せないと判定される。1998年開館時からの住人。2019年1月、うっ血性心不全のため死ぬ。


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2020年

2月

28日

【記事】パシフィック水族館、ラッコ代理母プログラムを導入 | Aquarium Welcomes a Special Sea Otter and Announces New Role in Helping Sea Otter Pups

本日は2020年2月27日付のThe Aquarium of the Pacific のAquarium NewsよりAquarium Welcomes a Special Sea Otter and Announces New Role in Helping Sea Otter Pupsをお届けします。ついにモントレーベイ水族館に次いでパシフィック水族館が保護ラッコの子どもの代理母プログラムを開始します!これまでモントレーベイ水族館の代理母プログラムに入れないラッコの子どもは飼育ラッコとして他の水族館の受け入れ先を探すか、あるいは安楽死となっていました。このプログラム開始により、野生のカリフォルニアラッコの回復や海洋生態系の改善にさらに貢献してもらえることが本当にうれしく、楽しみです!

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2020年

2月

26日

【記事】アラスカシーライフセンター、ラッコの赤ちゃんを保護 | Alaska SeaLife Center Admits First Stranded Animal of the Decade

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2020年

2月

18日

【記事】オレゴン州ラッコ復活実現可能性調査、連邦から資金を得る | Bringing back Oregon's sea otters gets federal bucks for feasibility study

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2020年

2月

17日

【記事】シェッド水族館のルナ、がん予防のため手術を受ける | Shedd’s famous otter Luna goes under the knife to prevent cancer

本日は2020年2月13日付のChicago Tribune紙より、"Shedd’s famous otter Luna goes under the knife to prevent cancer"をお届けします。2014年にカリフォルニアからシェッド水族館へやってきたルナ。今後起こりうる生殖器系のがんの予防措置として、卵巣と子宮の摘出を行いました。翻訳に時間がかかって遅くなってしまいました(汗

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2020年

2月

09日

【記事】原油流出事故を想定した訓練 | What about sea otters?

本日は2020年2月5日付のOiled Wildlife Care Networkのブログから、"What about sea otters?"をお届けします。この組織は原油流出の際油で汚染された野生生物の救助および洗浄、リリースを行うネットワークです。エクソンバルディーズ号原油流出事故のような大きな事故が起きれば、生息域が限定されたカリフォルニアラッコはすぐに絶滅してしまいます。それを防ぐため、汚染されたラッコの洗浄や収容などの訓練が行われています。

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2020年

2月

08日

【記事】カトマイのクマがラッコを捕食 | Hungry Alaskan Bears Find a New Prey

本日は2020年2月7日付のHakai Magazineより、"Hungry Alaskan Bears Find a New Prey"をお届けします。アラスカ州カトマイ周辺ではラッコの増加に伴い生態系に様々な影響がでています。そこに住むブラウンベアは、増えるラッコを食べるようになっているようです。

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2020年

2月

07日

【記事】ラッコの経済的価値 | What is the Value of a Sea Otter?

本日は2020年2月4日付のMiddlebury Institute of International Studies /  CBE Newsより、"What is the Value of a Sea Otter?"をお届けします。
カリフォルニアでラッコが復活するにつれ、観光産業などラッコに関する経済活動も興ってきました。ミドルベリー国際大学院モントレー校がその経済効果の調査を行っています。

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2020年

2月

06日

【記事】サンフランシスコ湾にカリフォルニアラッコが再定着すれば個体数が3倍になる可能性 | Study finds California could triple southern sea otter population by recolonizing San Francisco Bay

本日は2019年12月9日付のソノマ州立大学のニュースより、Study finds California could triple southern sea otter population by recolonizing San Francisco Bayをお届けします。サンフランシスコ湾にはかつて多くのラッコが生息していたと考えられており、ラッコが再定着することで現在の個体数を大きく増やせる可能性を指摘した論文が発表されました。
昨年中に翻訳する予定だったのですが遅れてすみません。

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2020年

2月

05日

【記事】2頭のアラスカラッコ、英国へ引っ越しの準備 | Rescued Alaskan sea otters settle into new home in UK first

本日は2020年1月30日付のSailsbury Journalより、"Rescued Alaskan sea otters settle into new home in UK first"をお届けします。2頭のラッコをアラスカシーライフセンターから英国のナショナルシーライフセンター・バーミンガムへ輸送する準備は着々と行われているようです。

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2020年

1月

26日

【記事】ミネソタ動物園のロッキー、後足切断手術を受ける | Rocky the Sea Otter to be back in public view after amputation surgery

本日は2020年1月24日付のKare11より、ミネソタ動物園のラッコ、ロッキーに関する記事をご紹介します。12歳になるロッキーは昨年足ひれに感染症が見つかり、投薬治療を行ってきましたが再発し、最終的に足ひれを切断することになりました。
水槽で器用に泳ぐロッキーの動画もぜひご覧ください。

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2020年

1月

14日

【記事】16歳のタヌ、天国へ | AN UPDATE ON BELOVED SIXTEEN-YEAR-OLD RESCUE OTTER TANU

本日は2020年1月14日付のバンクーバー水族館のブログより、"AN UPDATE ON BELOVED SIXTEEN-YEAR-OLD RESCUE OTTER TANU"をお届けします。バンクーバー水族館最年長のラッコ、タヌが亡くなりました。タヌは、同館が保護された子供のラッコに引き合わせる最初のラッコでした。

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2019年

12月

09日

【記事】2頭のアラスカラッコ、英国へ | Pair of Alaskan sea otters will travel 5,000 miles to UK

1か月半ぶりくらいの投稿になります。多忙のため間が開いてしまい申し訳ありません。
本日は2019年12月6日付のイギリスのメディアDaily Mailから、Pair of Alaskan sea otters will travel 5,000 miles to state-of-the-art enclosure at UK sea life centre as part of a mission to protect the critically endangered speciesをお届けします。
来年、英国に初めてラッコがやってきます。

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2019年

10月

28日

【記事】失われたオレゴンのラッコ(4):未来 | The Lost Sea Otters of Oregon: Part Four

本日は2019年10月23日付のOregon Wild のブログから、シリーズ最終回The Lost Sea Otters of Oregon: Part Fourをお届けします。
現状を理解し、その影響を知ることは「ラッコがいる未来」のための第一歩です。
全くレベルは違いますが、らっこちゃんねるがこうして細々とラッコのに関する情報をお届けしているのも、日本に戻りつつある野生のラッコたちをどのように受け入れ、守っていくか皆さんが考えるきっかけとなって欲しいと思っているからです。

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2019年

10月

20日

【記事】失われたオレゴンのラッコ(3):避難民 | The Lost Sea Otters of Oregon: Part Three

本日は2019年10月26日付のOregon Wild Blogから、"The Lost Sea Otters of Oregon: Part Three"をお届けします。1960年代から70年代にかけ、アラスカを始めアメリカ西海岸の数か所でラッコの再導入が行われましたが、オレゴンでは唯一ラッコが定着しませんでした。

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2019年

10月

19日

【記事】2019年ワシントン州ラッコ個体数調査に協力 | One, Two, 200! The 2019 Sea Otter Count

本日は2019年10月10日付のPoint Defiance Zoo Blogより、"One, Two, 200! The 2019 Sea Otter Count"をお届けします。ポイントデファイアンス動物園水族館のスタッフが、今年のワシントン州のラッコ個体数調査に参加した際の記録です。

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2019年

10月

14日

【記事】失われたオレゴンのラッコ(2):絶滅 | The Lost Sea Otters of Oregon: Part Two

本日は2019年10月8日付のOregon Wild Blogより、"Lost Sea Otters of Oregon: Part Two"をお届けします。毛皮交易時代のラッコの乱獲に関するお話です。

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2019年

10月

12日

【記事】モフモフVIP、飛行機でデンマーク水族館に到着 | Behårede VIP-gæster ankommer med privatfly til Den Blå Planet

本日は2019年10月11日付のDen Blå Planetより、"Behårede VIP-gæster ankommer med privatfly til Den Blå Planet"をお届けします。アラスカシーライフセンターでリハビリを受けていた2頭のラッコたちがついにデンマーク水族館に到着しました。

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2019年

10月

07日

【記事】シェッド水族館の2頭の保護ラッコ、名前が決定 | Rescued Sea Otter Pups at Shedd Aquarium Receive Official Names

本日は2019年9月30日付のShedd Aquarium Press Releaseから、"Rescued Sea Otter Pups at Shedd Aquarium Receive Official Names"をお届けします。

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2019年

10月

05日

【記事】失われたオレゴンのラッコ(1):バランス | The Lost Sea Otters of Oregon: Part One

本日は2019年10月2日付のOregon Wildより、"The Lost Sea Otters of Oregon: Part One"をお届けします。ラッコは先住民文化とも深い関わりがありました。

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2019年

10月

03日

【記事】失われたオレゴンのラッコ・プロローグ:爆弾 |The Lost Sea Otters of Oregon: Prologue

本日は2019年9月19日付Oregon Wildから、"The Lost Sea Otters of Oregon: Prologue"をお届けします。数回にわたる特集です。1960年代終わりから70年代初めにかけて、アラスカのアムチトカ島から様々な歴史的な生息域にラッコが再導入されました。この背景にあったのは、当時冷戦下にあったアメリカの大規模な地下核実験でした。ラッコが現在アラスカ南東部やブリティッシュコロンビア州、ワシントン州などで復活を遂げているのも、意外なことに冷戦と深いつながりがあるのです。

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2019年

9月

30日

【記事】ラッコ啓蒙週間:シーオターサビークイズ | Sea Otter Awareness Week 7 Days of Sea Otter Savvy

本日は、2019年9月22日~28日のラッコ啓蒙週間にかけて、Sea Otter Savvyが毎日発信していたラッコに関する投稿をまとめてお届けします。これらの投稿に関するクイズが出題されています。Sea Otter Savvyは、人間のラッコに対するハラスメントがどのように影響しているかを調査したり、そうしたハラスメントを防止するべく啓蒙活動を行っている非営利団体です。海外から応募ができるのかは分かりませんが、クイズに挑戦してみてください。

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2019年

9月

30日

【記事】モントレーベイ水族館の素敵な淑女たち | Monterey Bay Aquarium's Pawsome Ladies

本日は、2019年ラッコ啓蒙週間中にモントレーベイ水族館のYouTubeで公開された、水族館で暮らす5頭のラッコの紹介映像"Monterey Bay Aquarium's Pawesome Ladies — Meet Our Sea Otters!"の書き起こしをまとめてお届けします。

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2019年

9月

25日

【記事】2019年カリフォルニアラッコ個体数調査 | Slight dip in California sea otter numbers, according to 2019 survey results

本日は2019年9月24日付のU.S. Fish and Wildlife News Releaseより、"Slight dip in California sea otter numbers, according to 2019 survey results"をお届けします。2019年春に行われたカリフォルニアラッコの個体数調査の結果がでました。2016年から18年までの3年間、絶滅危惧種法の「節滅危惧種」リストから除外される参考地である3090頭を超えていましたが、今年の3年平均値は3000頭を割り込みました。サメによる噛みつきが多い地域で個体数の減少が顕著になっているようです。

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2019年

9月

25日

【記事】代理母ラッコプログラムを裏打ちする研究 | The feel-good science behind sea otter surrogacy

本日は2019年9月23日付の Conservation & Science at the Monterey Bay Aquariumより、"The feel-good science behind sea otter surrogacy"をお届けします。モントレーベイ水族館の代理母プログラムで育ったラッコたちは野生に帰って適応し生き延びているだけでははなく、質が劣化した沿岸環境を立て直すという大きな役割も果たしています。

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2019年

9月

14日

【記事】アラスカラッコのシンダー、シーワールド・サンディエゴへ | Cinder the Baby Sea Otter

本日は2019年9月13日付のSea World San Diego Blogより、"Cinder the Baby Sea Otter"をお届けします。かなり毛色が白っぽいですね。

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2019年

9月

13日

【記事】キュン死警報!2頭のラッコがデンマーク水族館へ | Nuttethedsbarometeret sprænger - 2 nye havoddere flytter ind paa Den Blaa Planet

本日は、2019年9月13日付Den Blå Planetのウェブサイトより、"Nuttethedsbarometeret sprænger - 2 nye havoddere flytter ind paa Den Blaa Planet"をお届けします。
原文がデンマーク語なので、Google Translateで英訳したものを日本語に翻訳しています。

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2019年

9月

10日

【記事】タズリーナ、アラスカからバンクーバー水族館へ | RESCUED NORTHERN SEA OTTER TAZLINA JETS IN FROM ALASKA

本日は2019年9月9日付のOcean Wise Aquablogより、"RESCUED NORTHERN SEA OTTER TAZLINA JETS IN FROM ALASKA"をお届けします。アラスカからバンクーバーへの旅を終え、新天地でたくさんの新しい経験が待っています。

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2019年

9月

04日

【記事】気候変動を遅らせるラッコ | Researcher: Sea otters help to slow climate change

本日は2019年9月3日付のPeninsula Daily Newsより、"Researcher: Sea otters help to slow climate change"をお届けします。8月下旬にワシントン州のクジラ博物館で行われたショーン・ラーソン博士の講演からです。

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2019年

9月

03日

【記事】オレゴンコースト水族館に新しいラッコ水槽が完成 | Otter facility finished

本日は2019年8月29日付のNewport News Times紙より、"Otter facility finished"をお届けします。昨年、新しいラッコ水槽建設のため資金集めをしていたオレゴンコースト水族館に、ついにその水槽がお目見えしました。

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2019年

9月

01日

【記事】ワシントンのラッコを追って | Paws Up for Science

本日はNational Marine Sanctuaries Earth is Blue Magazine 4より、"Paws Up for Science"をお届けします。ワシントン州のラッコは20世紀初めに絶滅してしまいましたが、1960年代から70年代にかけ再導入され、その後順調に数を回復してきました。今回はオリンピックコースト海洋保護区でラッコを研究する研究者の話です。

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2019年

8月

31日

【記事】ラッコ観察のガイドライン | BE SEA OTTER SAVVY 2: GUIDELINES FOR OBSERVING SEA OTTERS SAFELY

本日は2019年8月23日付のMorro Bay National Estuary Programより、"BE SEA OTTER SAVVY 2: GUIDELINES FOR OBSERVING SEA OTTERS SAFELY"をお届けします。
知らない人が寝室に立て続けにどかどか入ってこられたら、誰でもキレますよね。
野生動物も同じです。

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2019年

8月

30日

【記事】保護ラッコの赤ちゃんが空輸でアラスカシーライフセンターへ | Alaska SeaLife Center Rescues Sea Otter Pup By Plane

本日は2019年8月27日付のAlaska Sealife Center Current Newsより、"Alaska SeaLife Center Rescues Sea Otter Pup By Planeをお届けします。新しいラッコを含め、現在アラスカシーライフセンターに保護されたラッコは6頭になりました。うち4頭は他館への移送待ちとなっています。

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2019年

8月

26日

【記事】ラッコの死に繋がるトキソプラズマ株を特定 | What’s Killing Sea Otters? Scientists Pinpoint Parasite Strain

本日は2019年8月22日付のUC Davis Newsより、"What’s Killing Sea Otters? Scientists Pinpoint Parasite Strain"`をお届けします。カリフォルニア沖のラッコの実に7割ほどがトキソプラズマに感染していることが分かっていますが、直接の死因となっているものは多くありません。研究により、トキソプラズマのうちある種の株が特に毒性が高くラッコに影響を及ぼしていることが分かりました。

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2019年

8月

18日

【記事】毛皮か肉かー先住民のラッコ利用の歴史を紐解く | ur or food? To answer modern-day sea otter question, Alaska Native org looks to the past

本日は2019年8月6日付のJuneau Empire紙より、"Fur or food? To answer modern-day sea otter question, Alaska Native org looks to the past"をお届けします。アラスカ先住民は昔からラッコの毛皮を利用していましたが、肉も食用になっていたのか。遺跡から発見される骨の傷から、それを紐解く試みがなされています。

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2019年

8月

13日

【記事】シェッド水族館に2頭のラッコ | Two rescued sea otter pups find a home at Shedd

本日は2019年7月15日付のシェッド水族館のブログより、"Two rescued sea otter pups find a home at Shedd"をお届けします。
記事の翻訳のペースが少し遅れていて申し訳ありません!

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2019年

8月

03日

【記事】ワシントン州沖のラッコ個体数調査 | Counting Sea Otters Along Washington’s Coast

本日は2019年7月31日付のシアトル水族館のブログより、"COUNTING SEA OTTERS ALONG WASHINGTON’S COASTをお届けします。6月に行われたワシントン州沖のラッコ個体数調査。最終的な結果が出るのは年末とのことですが、過去最高の個体数になりそうだということです。ワシントン州のラッコが順調に回復しているということだといいですね。

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2019年

7月

25日

【記事】オズの最後の日々 | The Aquarium - Last days with Oz

本日は、Animal Planet で現在放送中のシリーズ、"The Aquarium" シーズン1のエピソード7から、ジョージア水族館の最年長ラッコオズとスタッフたちの最後の日々に関する部分を編集し字幕付きでお届けします

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2019年

7月

24日

【動画】ラッコのフリング 海で元気に | Fling the rehabilitated sea otter thriving in the wild again

2月にトキソプラズマ症などにより救助されたラッコ、フリングは7月初めふるさとの海へ戻りました。

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2019年

7月

15日

【記事】新たな発見をうむラッコ研究 | Sea Otter research nets new marine discoveries

本日はnorth shore newsより、"Sea Otter research nets new marine discoveries"をお届けします。カナダのサイモンフレーザー大学で博士号と同時に名誉ある総督メダル賞を受けたジェン・バートさんは、ブリティッシュコロンビア州沿岸のラッコを含む生態系について研究を行い、また一方で沿岸住民や研究者・利害関係者を含めたグループを結成し、ラッコの回復をどのように管理・受入れするかを見極めています。

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2019年

7月

13日

【記事】シェッド水族館、2頭の保護ラッコを受け入れ | Two Rescued Sea Otter Pups Find Open Arms at Shedd Aquarium

本日は2019年7月のShedd Aquarium News Releaseより、

Two Rescued Sea Otter Pups Find Open Arms at Shedd Aquariumをお届けします。ジョージア水族館に続き、シェッド水族館にも2頭の保護ラッコが迎え入れられることになりました。

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2019年

6月

20日

【記事】遺伝子の多様性が失われてしまったラッコ | Sea otters have low genetic diversity like endangered species, biologists report

本日は2019年6月18日付のUCLA Newsroomから、"Sea otters have low genetic diversity like endangered species, biologists report"をお届けします。ボトルネック効果という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。同じ生き物でも遺伝子が多様であるほど、環境の変化や病気など様々なリスクを種として生き延びていける可能性が高くなります。しかし、ラッコのように個体数が激減し遺伝子の多様性が失われれば、種としての生存の可能性が難しくなります。

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2019年

6月

07日

【記事】オレゴン州へ再導入されたラッコが消えた謎を解くカギ | Otter Bones Provide a Clue to an Enduring Conservation Mystery

本日は2019年6月7日付のHakai Magazineから、"Otter Bones Provide a Clue to an Enduring Conservation Mystery"をお届けします。1970年代、アリューシャン列島のアムチトカ島からアラスカ州、ワシントン州、オレゴン州、およびカナダのブリティッシュコトンビア州へラッコが再導入されましたが、オレゴン州のみ唯一定着することはありませんでした。前回の試みから50年、オレゴン州の生物学者や保全活動家は再びラッコの再導入について考えています。導入の経緯については、記事「アムチトカ島のラッコたち」をご覧ください。

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2019年

6月

05日

【記事】オレゴン水族館のジュノ、シュート練習で健康維持 | She's got game: Sea otter Juno keeps fit by shooting hoops

本日は2019年5月8日付のOregon Zoo Zoo Newsより、"She's got game: Sea otter Juno keeps fit by shooting hoops"をお届けします。先日亡くなった先輩ラッコエディは肘の関節炎のリハビリのためシュート練習を行っていました。まだ若いメスのジュノにとって今はエンリッチメントですが、年齢を重ねていくにつれ、こうした運動が健康に役立つものと考えられています。

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2019年

6月

04日

【記事】ラッコとサメ-保護動物の保全の難しさ | When One Protected Species Kills Another, What Are Conservationists to Do?

本日は2019年6月3日付のScientific Americanより、"When One Protected Species Kills Another, What Are Conservationists to Do?"をお届けします。ここ数年、ホホジロザメによる噛みつきがラッコの死因の多くを占めています。サメはアザラシなどを間違ってラッコを噛んでしまうのですがラッコにとっては致命傷となります。ラッコもホホジロザメも保護動物であるため、サメを駆除するということもできず、また駆除してもそれにより生態系のバランスが崩れて予期せぬことが起きてしまう可能性もあります。ある種の保全が、結果的に多くの種に影響を与える可能性があるということを理解することが重要なのです。

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2019年

6月

02日

【記事】ウニ・スシ、オレゴン動物園デビュー | Rescued sea otter pup 'Uni Sushi' makes her zoo debut

本日は2019年5月21日づけのOregon Zoo Zoo Newsから"Rescued sea otter pup 'Uni Sushi' makes her zoo debut"をお届けします。モントレーベイ水族館で保護された赤ちゃんラッコは代理母とペアリングができれば野生に返すためのプログラムを受けられますが、そうでない場合は米国内の園館で受入れ先を探すことになります(カリフォルニアラッコは国外への搬出が禁じられているため)。

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2019年

5月

20日

【記事】ラッコは回復するもサメの餌食に | Sea otters are bouncing back - and into the jaws of great white sharks

本日は2019年5月17日付のNew Scientistより、"Sea otters are bouncing back - and into the jaws of great white sharks"をお届けします。カリフォルニアでは生息域の北端・南端でサメに噛まれるラッコが増加しているため、生息域の拡大が阻まれています。サメの行動研究もラッコの保全において重要になるでしょう。

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2019年

5月

18日

【記事】ギジェットの死因はサルコシスチス感染症の急激な発症 | Death of Monterey Bay Aquarium Sea Otter Gidget Caused by Rapid-Onset of Sarcocystis Infection

本日は2019年5月17日付のMonterey Bay Aquarium Newroomより、"Death of Monterey Bay Aquarium Sea Otter Gidget Caused by Rapid-Onset of Sarcocystis Infection"をお届けします。2月に死んだギジェットの死因は、オポッサムを宿主とする寄生虫サルコシスチス・ニューロナによる感染症であることがわかりました。

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2019年

5月

16日

【記事】ラッコ保全ワークショップ:ハイライト | Sea Otter Conservation Workshop: Highlights

本日は2019年5月15日付のSea Otter Savvyのブログから、"Sea Otter Conservation Workshop: Highlights"をお届けします。前回は初参加の大学院生による参加記録でしたが、今回は20年の研究実績を持つSea Otter Savvyのプログラムコーディネーター、ジェナ・ベントールさんの記録です。北海道のラッコの回復にも関心を持っていただいたようです。

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2019年

5月

13日

【記事】第11回ラッコ保全ワークショップのハイライト | Highlights from the 11th Sea Otter Conservation Workshop

本日は2019年4月8日付のGeospatial Ecology of Marine Megafauna Laboratoryより、大学院で海洋資源管理を研究するドミニク・コーンさんの"Highlights from the 11th Sea Otter Conservation Workshop"をお届けします。隔年で行われるラッコ保全ワークショップに初参加したコーンさん。数十年の研究経験がある多くの参加者の中で、駆け出しの研究者は何を思ったのでしょう。

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2019年

5月

12日

【記事】ラッコとケルプ | Fits Facts Sea Otters

本日は、2019年5月2日付のYou TubeチャンネルExplore Live Nature Camsより、"Fitz Facts - Sea Otters and Kelp"の書き起こしをお届けします。このチャンネルを運営しているExploror.orgは世界最大の自然ライブカメラ放送を行っている団体で、seaotters.comと共にカリフォルニア州モスランディングのラッコカメラを24時間放送しています。個人的なおススメはセイウチカメラマナティーカメラです。

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2019年

5月

09日

【記事】瀕死だったリアルト、成獣の体重に近づく | Rialto grows up : Once near death, rescued sea otter now approaching adult weight

本日は2019年4月25日付のSeattle Times紙より、"Rialto grows up: Once near death, rescued sea otter now approaching adult weight"をお届けします。

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2019年

5月

04日

【記事】親を失ったラッコの赤ちゃん「ウニ・スシ」がオレゴン動物園を新しい住まいに | Orphaned sea otter pup 'Uni Sushi' has a new home at Oregon Zoo

本日は2019年5月3日付のOregon Zoo Zoo Newsより、"Orphaned sea otter pup 'Uni Sushi' has a new home at Oregon Zoo"をお届けします。新しい住まいが決まってよかったですね。

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2019年

4月

29日

【記事】適正なラッコの個体数とは | How many sea otters are good?

本日は2019年4月17日付のFiarbanks Daily News-Minerより、"How many sea otters are good?をお届けします。コディアック付近でもラッコが増加してきているようですが、人間と資源をシェアしている以上、人間による「管理」は必ず問題になってくるでしょう。

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2019年

4月

27日

【記事】アラスカシーライフセンター、ラッコの赤ちゃんを保護 | Alaska SeaLife Center Admits First Animal of 2019

本日は、2019年4月25日付のAlaska SeaLife Center Newsより"Alaska SeaLife Center Admits First Animal of 2019"をお届けします。生まれたばかりで母親とはぐれてしまったのはかわいそうですが、生きるチャンスを与えてもらって本当によかったですね。

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2019年

4月

23日

【記事】パシフィック水族館、ラッコのチャーリーの死を悼む | Aquarium Mourns the Loss of Charlie the Sea Otter

本日は2019年4月22日付のAquarium of the Pacific の Aquarium NEwsより、"Aquarium Mourns the Loss of Charlie the Sea Otter"をお届けします。一般的なカリフォルニアラッコの平均寿命の倍近く生きたチャーリーは、ずっと人々の心に生き続けることでしょう。

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2019年

4月

14日

【記事】2018年度寄付のご報告 | Donation of 2018

2018年度の寄付のご報告です。

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2019年

3月

27日

【記事】ジョージア水族館、座礁ラッコの赤ちゃん2頭を受け入れ | Congratulations! It’s a girl…and a boy!

本日は2019年3月27日付のGeorgia Aquarium Newsroomより、"Congratulations! It’s a girl…and a boy!"をお届けします。カリフォルニアで座礁した2頭のラッコの子どもたち。新しい家が見つかって本当に良かったですね。

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2019年

3月

26日

【記事】都会のラッコと田舎のラッコ-資源豊度と人的ストレス要因の結果を探る | Southern Sea Otter (Enhydra lutris nereis) Population Biology at Big Sur and Monterey, California

本日は2019年3月22日に発表されたUSGSの論文"Southern Sea Otter (Enhydra lutris nereis) Population Biology at Big Sur and Monterey, California—Investigating the Consequences of Resource Abundance and Anthropogenic Stressors for Sea Otter Recovery"より、アブストラクト(摘要)部分をお届けします。専門用語が間違っているかもしれませんのでお気づきの点がありましたらお知らせください。

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2019年

3月

19日

【記事】ラッコレスキュー:原油流出事故の影響 9 | Sea Otter Rescue : The Aftermath of an Oil Spill part 9

1989年3月24日、1艘の巨大タンカー、エクソン・バルディーズ号がアラスカ州プリンスウィリアム湾のブライ岩礁にぶつかり座礁し、当時米国史上最悪の原油流出事故となりました。
バルディーズとスワードにラッコレスキューセンターが作られ、多くのスタッフとボランティアが、油で汚染されたラッコを懸命に助けます。この洗浄・リハビリを行ったポイントデファイアンス動物園水族館のローランド・スミス氏の本、Sea Otter Rescueの翻訳をお届けします。本の写真は掲載できませんので、Archive.org(https://archive.org/details/seaotterrescueaf00smit/page/n71)でご覧ください。

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2019年

3月

19日

【記事】ラッコレスキュー:原油流出事故の影響 8 | Sea Otter Rescue : The Aftermath of an Oil Spill part 8

1989年3月24日、1艘の巨大タンカー、エクソン・バルディーズ号がアラスカ州プリンスウィリアム湾のブライ岩礁にぶつかり座礁し、当時米国史上最悪の原油流出事故となりました。
バルディーズとスワードにラッコレスキューセンターが作られ、多くのスタッフとボランティアが、油で汚染されたラッコを懸命に助けます。この洗浄・リハビリを行ったポイントデファイアンス動物園水族館のローランド・スミス氏の本、Sea Otter Rescueの翻訳をお届けします。本の写真は掲載できませんので、Archive.org(https://archive.org/details/seaotterrescueaf00smit/page/n71)でご覧ください。

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2019年

3月

19日

【記事】ラッコレスキュー:原油流出事故の影響 7 | Sea Otter Rescue : The Aftermath of an Oil Spill part 7

1989年3月24日、1艘の巨大タンカー、エクソン・バルディーズ号がアラスカ州プリンスウィリアム湾のブライ岩礁にぶつかり座礁し、当時米国史上最悪の原油流出事故となりました。
バルディーズとスワードにラッコレスキューセンターが作られ、多くのスタッフとボランティアが、油で汚染されたラッコを懸命に助けます。この洗浄・リハビリを行ったポイントデファイアンス動物園水族館のローランド・スミス氏の本、Sea Otter Rescueの翻訳をお届けします。本の写真は掲載できませんので、Archive.org(https://archive.org/details/seaotterrescueaf00smit/page/n71)でご覧ください。

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2019年

3月

19日

【記事】ラッコレスキュー:原油流出事故の影響 6 | Sea Otter Rescue : The Aftermath of an Oil Spill part 6

1989年3月24日、1艘の巨大タンカー、エクソン・バルディーズ号がアラスカ州プリンスウィリアム湾のブライ岩礁にぶつかり座礁し、当時米国史上最悪の原油流出事故となりました。
バルディーズとスワードにラッコレスキューセンターが作られ、多くのスタッフとボランティアが、油で汚染されたラッコを懸命に助けます。この洗浄・リハビリを行ったポイントデファイアンス動物園水族館のローランド・スミス氏の本、Sea Otter Rescueの翻訳をお届けします。本の写真は掲載できませんので、Archive.org(https://archive.org/details/seaotterrescueaf00smit/page/n71)でご覧ください。

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2019年

3月

19日

【記事】ラッコレスキュー:原油流出事故の影響 5 | Sea Otter Rescue : The Aftermath of an Oil Spill part 5

1989年3月24日、1艘の巨大タンカー、エクソン・バルディーズ号がアラスカ州プリンスウィリアム湾のブライ岩礁にぶつかり座礁し、当時米国史上最悪の原油流出事故となりました。
バルディーズとスワードにラッコレスキューセンターが作られ、多くのスタッフとボランティアが、油で汚染されたラッコを懸命に助けます。この洗浄・リハビリを行ったポイントデファイアンス動物園水族館のローランド・スミス氏の本、Sea Otter Rescueの翻訳をお届けします。本の写真は掲載できませんので、Archive.org(https://archive.org/details/seaotterrescueaf00smit/page/n71)でご覧ください。

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2019年

3月

19日

【記事】ラッコレスキュー:原油流出事故の影響 4 | Sea Otter Rescue : The Aftermath of an Oil Spill part 4

1989年3月24日、1艘の巨大タンカー、エクソン・バルディーズ号がアラスカ州プリンスウィリアム湾のブライ岩礁にぶつかり座礁し、当時米国史上最悪の原油流出事故となりました。
バルディーズとスワードにラッコレスキューセンターが作られ、多くのスタッフとボランティアが、油で汚染されたラッコを懸命に助けます。この洗浄・リハビリを行ったポイントデファイアンス動物園水族館のローランド・スミス氏の本、Sea Otter Rescueの翻訳をお届けします。本の写真は掲載できませんので、Archive.org(https://archive.org/details/seaotterrescueaf00smit/page/n71)でご覧ください。

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2019年

3月

19日

【記事】ラッコレスキュー:原油流出事故の影響 3 | Sea Otter Rescue : The Aftermath of an Oil Spill part 3

1989年3月24日、1艘の巨大タンカー、エクソン・バルディーズ号がアラスカ州プリンスウィリアム湾のブライ岩礁にぶつかり座礁し、当時米国史上最悪の原油流出事故となりました。
バルディーズとスワードにラッコレスキューセンターが作られ、多くのスタッフとボランティアが、油で汚染されたラッコを懸命に助けます。この洗浄・リハビリを行ったポイントデファイアンス動物園水族館のローランド・スミス氏の本、Sea Otter Rescueの翻訳をお届けします。本の写真は掲載できませんので、Archive.org(https://archive.org/details/seaotterrescueaf00smit/page/n71)でご覧ください。

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2019年

3月

19日

【記事】ラッコレスキュー:原油流出事故の影響 2 | Sea Otter Rescue : The Aftermath of an Oil Spill part 2

1989年3月24日、1艘の巨大タンカー、エクソン・バルディーズ号がアラスカ州プリンスウィリアム湾のブライ岩礁にぶつかり座礁し、当時米国史上最悪の原油流出事故となりました。
バルディーズとスワードにラッコレスキューセンターが作られ、多くのスタッフとボランティアが、油で汚染されたラッコを懸命に助けます。この洗浄・リハビリを行ったポイントデファイアンス動物園水族館のローランド・スミス氏の本、Sea Otter Rescueの翻訳をお届けします。本の写真は掲載できませんので、Archive.org(https://archive.org/details/seaotterrescueaf00smit/page/n71)でご覧ください。

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2019年

3月

19日

【記事】ラッコレスキュー:原油流出事故の影響 1 | Sea Otter Rescue : The Aftermath of an Oil Spill part 1

1989年3月24日、1艘の巨大タンカー、エクソン・バルディーズ号がアラスカ州プリンスウィリアム湾のブライ岩礁にぶつかり座礁し、当時米国史上最悪の原油流出事故となりました。
バルディーズとスワードにラッコレスキューセンターが作られ、多くのスタッフとボランティアが、油で汚染されたラッコを懸命に助けます。今回から数回に分けて、この洗浄・リハビリを行ったポイントデファイアンス動物園水族館のローランド・スミス氏の本、Sea Otter Rescueの翻訳をお届けします。本の写真は掲載できませんので、Archive.org(https://archive.org/details/seaotterrescueaf00smit/page/n71)でご覧ください。

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2019年

3月

18日

【記事】モロベイのラッコたち | Morro Bay 'Sea'lebrities

本日は2019年2月22日付のMorro Bay Blogより、"Morro Bay 'Sea'lebrities"をお届けします。ラッコが間近で見られるモロベイは、カリフォルニアのラッコを見る絶好のスポットです。夏の間はターゲットロック下のケルプ床のあたり、ケルプが少なくなる冬はサウスTピアがラッコの群れ(親子)を見るのによいスポットです。

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2019年

3月

15日

【記事】考古学が明らかにするラッコの道具利用 | Sea otter archaeology reveals the most smashing rocks

本日は2019年3月14日付のScience Magazineより、"Sea otter archaeology reveals the most smashing rocks"をお届けします。ラッコがいつごろから、道具を使うようになったのか、そのうち明らかになるかもしれません。

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2019年

2月

23日

【記事】さよなら、オズ | We Will Miss You, Oz

本日は2019年2月21日付のGeorgia Aquarium Press Releaseより、"We Will Miss You, Oz"をお届けします。オレゴン水族館で生まれたオズは、ジョージア水族館の開館当時からラッコ大使としての務めを果たしてきました。脳障害があることが検査の結果分かったとのことです。

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2019年

2月

12日

【記事】ラッコ社会:シングルマザーの会 | Sea Otter Society: The Single Moms' Club

本日は2019年2月11日付のSea Otter Savvyの記事より、"Sea Otter Society: The Single Moms' Club"をお届けします。ラッコの母親はシングルマザーの代表。こちらにシングルマザーの支援をしているNPOがあるのですが、ラッコの母親をマスコットにしています。

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2019年

2月

11日

【記事】野生のラッコが近づく写真はシェアしないで | Wildlife advocates ask companies not to advertise up close encounters with otters

本日は2019年2月1日付のKSBW8から、"Wildlife advocates ask companies not to advertise up close encounters with otters"をお届けします。ソーシャルメディアで流れている写真や動画が、本当は問題があるものである可能性があります。そうしたものを安易にシェアすることが、結果的に無理解を広め、動物や人間自身にも悪影響を及ぼします。こうしたものはシェアしない、誰かがシェアしても自分はしないと心がけてください。

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2019年

2月

07日

【記事】離れ離れになった親子ラッコ、専門家の助けで無事再会 | This baby otter ended up a mile away from its mom. A team of experts helped them reunite

本日は2019年2月5日付のThe Tribune紙から、"This baby otter ended up a mile away from its mom. A team of experts helped them reunite"をお届けします。海洋哺乳類センターのリリースもありましたが、トリビューン紙の記事のほうが現場の救助の様子を詳しく伝えていたので、こちらを翻訳しました。無事再会できてよかったですね。

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2019年

2月

05日

【記事】モントレーベイ水族館のギジェット、死ぬ | Monterey Bay Aquarium Sea Otter Gidget Has Died

本日は2019年2月4日付のMonterey Bay Aquarium Newsroomより、"Monterey Bay Aquarium Sea Otter Gidget Has Died"をお届けします。座礁していた赤ちゃんだったギジェットに再起のチャンスを与えてくれた水族館と関係者のみなさんに感謝です。

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2019年

2月

04日

【記事】モスランディング州立ビーチに新しいラッコ横断歩道が設置される | New sea otter crossing installed at Moss Landing State Beach

本日は、2019年2月1日付のMonterey Herald紙から、"New sea otter crossing installed at Moss Landing State Beach"をお届けします。ラッコが道路を渡っていた場所に、立派なスピードハンプが設置されました。2016年に車に轢かれて死んでしまったミスター・エンチラーダの死を無駄にしないために、多くの人々が尽力しています。ミスター・エンチラーダの死に関する記事一覧は記事下にまとめましたのでご覧ください。

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2019年

2月

02日

【記事】小学生がラッコの調査を行う | Scientist gets some help from fifth graders

本日は2019年1月24日付のMonterey Heraldより、"Scientist gets some help from fifth graders"をお届けします。小学生のころからこのようなプログラムがあったら、きっと今頃生物学者になっていたかもしれません(笑

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2019年

1月

31日

【記事】ラングリーとスプラウト、モントレー湾へ帰る | Rescued Sea Otters Return To The Monterey Bay

本日は2019年1月31日付の90.3 kazuから、"Rescued Sea Otters Return To The Monterey Bay"をお届けします。海洋哺乳類センターでリハビリを受けていたラングリーとスプラウトがモントレー湾にリリースされました。順調に適応できるかどうか、今後2週間が正念場です。

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2019年

1月

30日

【記事】パシフィック水族館のブルックを偲ぶ | Aquarium Pays Tribute to Brook the Sea Otter

本日は、2019年1月30日付のAquarium of the Pacificのブログより、"Aquarium Pays Tribute to Brook the Sea Otter"をお届けします。21歳のメスのラッコ、ブルックは心臓の病気にかかっていましたが、昨日息を引き取ったそうです。

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2019年

1月

26日

【記事】ラングリーとスプラウト、新しい生体トランスミッターを装着 | Pair of Rehabbed Otters to Carry New Biological Transmitters

本日は2019年1月3日付のNBC Bay Areaのニュースから、Pair of Rehabbed Otters to Carry New Biological Transmittersをお届けします。サンフランシスコの北にある海洋哺乳類センターでリハビリを行っているラングリーとスプラウトは今月末リリースされる予定です。

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2019年

1月

05日

【記事】ラッコのミア、到着 | Moea The Sea Otter Arrives

本日は2019年1月2日付のポイントデファイアンス動物園水族館のブログより、Moea The Sea Otter Arrivesをお届けします。
10歳になるメスのミアは油の付着により保護され、数度の放流をへて野生に適応できないと判断され、ポイントデファイアンス動物園水族館の一員となりました。

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2018年

12月

28日

【記事】規制されている高価なラッコ皮 | Alaska Made: Sea otter pelts are highly prized, tightly regulated

本日は2018年12月24日付けのKTOO Public Mediaより、"Alaska Made: Sea otter pelts are highly prized, tightly regulated"をお届けします。アラスカ先住民にとって、伝統を受け継ぐことは重要です。

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2018年

12月

20日

【記事】"スラムダンク"ラッコ、エディにさよなら | Zoo says goodbye to Eddie, the slam-dunking sea otter

本日は2018年12月20日付のOregon Zoo Newsより、"Zoo says goodbye to Eddie, the slam-dunking sea otter"をお届けします。華麗なダンクシュートを決める動画でインターネット上を席巻したオレゴン動物園のエディが今朝、安楽死により亡くなりました。20歳でした。

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2018年

12月

13日

【記事】オレゴンコースト水族館、ラッコ施設の資金調達に成功 | Sea Otter Holding Facility Fully Funded—Thanks to YOU!

本日は2018年12月11日付のOregon Coast Aquariumのウェブサイより、"Sea Otter Holding Facility Fully Funded—Thanks to YOU!"をお届けします。感謝祭後のギビングチューズデーに行われていた、ラッコ施設拡充のための寄付キャンペーンで無事予定金額を満額得ることができたそうです。着工は来春になるそうです。

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2018年

11月

29日

【記事】アラスカシーライフセンター、生後5週間のラッコを保護 | Recent sea otters admitted to the Wildlife Response Program trigger need for support

本日は、2018年11月27日付のAlaska SeaLife Centerのニュースより、"Recent sea otters admitted to the Wildlife Response Program trigger need for support"をお届けします。今月初め、新たにラッコの子どもを受け入れ、センターでお世話しているラッコは4頭になりました。

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2018年

11月

15日

【記事】オレゴン州へのラッコ再導入に向け団体設立 | Otter fans float plan to bring sea otters back to Oregon coast

本日は2018年11月14日付のSpokane Public Radioより、”Otter fans float plan to bring sea otters back to Oregon coast”をお届けします。
本来は自然に戻ってくるのを待つのが良いのでしょうが、カリフォルニアのラッコは北へ生息域を拡大できない状態です。移植については様々なリスクもあり、なかなか一筋縄ではいかないとは思いますが、いつかオレゴン沿岸にもまたラッコが戻ってくるといいですね。。
オレゴンへの以前の再導入についてはこちらの記事をお読みください。

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2018年

11月

14日

【記事】オレゴンコースト水族館、ラッコ水槽の拡張を計画 | Aquarium announces plans for new sea otter facility and research group convenes in Newport to talk of future sea otter reintroduct

本日は2018年11月12日付のOregon Coast Aquariumのブログより、"Aquarium announces plans for new sea otter facility and research group convenes in Newport to talk of future sea otter reintroduction in Oregon"をお届けします。60年代、70年代に一度移植が試みられましたが、オレゴンにはラッコは定着しませんでした。オレゴンコースト水族館は短期的・長期的にラッコの回復の支援をおこなっていくため、ラッコのための施設のアップデートの計画を立てています。

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2018年

10月

30日

【記事】最高裁、「ラッコ排除海域」復活を求める動きにNO | SUPREME COURT HALTS EFFORT TO REINSTATE FAILED “NO OTTER ZONE” IN CALIFORNIA

本日は2018年10月29日付のEarth justiceのブログから、"SUPREME COURT HALTS EFFORT TO REINSTATE FAILED “NO OTTER ZONE” IN CALIFORNIA"をお届けします。
1980年代から海の上の見えない区域に入ったラッコを捕獲してカリフォルニア本土から離れたサンニコラス島へ移すという試みが行われました。これは本来原油流出に脆弱なラッコを守るため別に個体群作るという理由と、加州南部の水産業者からのラッコ排除要請を満たすものでした。しかし移植したラッコのほとんどは定着せず行方不明になったり死んだりしてしまい、本来の種の保全という目的を果たさないと判断され、25年ののち中止となりました。ラッコと水産資源をめぐって競争しているウニ・アワビ業者はそれでもそのプログラムの復活を求めて何度も裁判を起こしてきましたが、今回の裁判で一つの区切りがつきそうです。一連の流れについては、記事下の「関連記事」をご覧ください。

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2018年

10月

18日

【記事】リンカーン、1歳の誕生日を祝う | Rescued sea otter Lincoln celebrates first birthday

本日は2018年10月17日付のOregon Zooのブログより、"Rescued sea otter Lincoln celebrates first birthday"をお届けします。
リンカーンが救助された経緯についてはこちら(【記事】805号、オレゴン動物園へ | Rescued sea otter pup finds new home at Oregon Zoo)をご覧ください。

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2018年

10月

06日

【記事】ラッコが鮭やシャチを助ける仕組み | The role sea otters play in saving salmon – a benefit for the Southern Resident orcas

本日は2018年10月4日付のSeattlepiより、"The role sea otters play in saving salmon – a benefit for the Southern Resident orcas"をお届けします。ラッコがケルプの森の多様性の実現に貢献していることは知られていますが、それが鮭の幼魚の保護につながり、鮭をエサとする絶滅危惧種のシャチへの貢献にもなるというお話です。

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2018年

10月

05日

【記事】座礁ラッコ、シーライフセンターで快復中 | The Alaska SeaLife Center Caring for Resilient Sea Otter Pup

本日は2018年10月4日付のThe Alaska SeaLife Centerのニュースから"The Alaska SeaLife Center Caring for Resilient Sea Otter Pup"をお届けします。

8月始めにアラスカ州ホーマーで発見されたラッコは現在回復に向かっているようです。

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2018年

9月

28日

【記事】ラッコ啓蒙週間:ラッコを守ろう! | S.O.S.O. Save Our Sea Otters!

本日は2018年9月28日付のMonterey Bay Aquariumのラッコ啓蒙週間ニュースレターより、"S.O.S.O. Save Our Sea Otters!”をお届けします。
一般人である私たちがラッコを守るためにできることの一つは、直接保全に関わる人たちの活動をサポートすることです。

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2018年

9月

28日

【記事】水の上ではラッコに注意 | Beware the otters in those waters

本日は2018年9月26日付のVoices of Montereyより、"Beware the otters in those waters"をお届けします。Sea Otter Savvyにはらっこちゃんねるが得たラッコに関する情報(道路を渡るラッコなど)やハラスメントに関する情報なども提供して協力させていただいています。

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2018年

9月

27日

【記事】ラッコ啓蒙週間:ラッコ通になろう!| Your guide to being sea otter savvy!

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2018年

9月

26日

【記事】ラッコ啓蒙週間:野生に帰ったラッコが生態系を再構築 | What’s behind the cute? How sea otters are restoring an ecosystem.

本日は、2018年9月26日付のモントレーベイ水族館のラッコ啓蒙週間専用ニュースレターより、"What’s behind the cute? How sea otters are restoring an ecosystem."をお届けします。代理母に育てられ野生に帰っていったラッコたちは、湿地帯でもりもり食べ、環境を改善しています。

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2018年

9月

26日

【記事】2018年カリフォルニアラッコ個体数調査 | California sea otter numbers take a slight dip from last year, but average count exceeds 3,090 for third consecutive year

本日は2018年9月25日付の米国魚類野生生物庁のウェブサイトより、"California sea otter numbers take a slight dip from last year, but average count exceeds 3,090 for third consecutive year”をお届けします。ラッコが絶滅危惧種でなくなることはよいことではありますが、最終的なリスト除外は種を守るためにも慎重に判断してほしいです。

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2018年

9月

25日

【記事】ラッコの行動のひみつ | Cute Sea Otter Behaviour Decoded

本日は2018年9月21日付のOcean Wise の動画"Cute Sea Otter Behaviour Decoded"の書き起こしをお届けします。よく見るラッコの行動について、バンクーバー水族館の飼育員が話してくださいます。

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2018年

9月

25日

【記事】ラッコ啓蒙週間:モントレーベイ水族館の代理母ラッコたち | Otter Pup Alert! How Our Sea Otters Make a Difference

本日は、2018年9月25日付のMonterey Bay Aquariumのラッコ啓蒙週間専用ニュースレターより、"Otter Pup Alert! How Our Sea Otters Make a Difference"をお届けします。
モントレーベイ水族館に展示されているラッコたちはさまざまな事情から野生に帰ることはできませんが、水族館のバックヤードで保護されたラッコの代理母あるいは教育係としての役割を果たし、野生のラッコの繁栄に大きく寄与しています。

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2018年

9月

25日

【記事】ラッコは海を守る重要な動物 | These Otter-ly Adorable Animals Are Also Very Important in Helping Our Oceans

本日は2018年9月23日付のシーワールドサンディエゴのブログより、"These Otter-ly Adorable Animals Are Also Very Important in Helping Our Oceans"をお届けします。
シーワールドサンディエゴには現在4頭のカリフォルニアラッコたちが暮らしています。

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2018年

9月

24日

【記事】ラッコ啓蒙週間:水族館のラッコ | So, What’s It Like Being an Aquarium Sea Otter?

本日は、2018年9月24日付のモントレーベイ水族館のラッコ啓蒙週間ニュースレターから、"So, What’s It Like Being an Aquarium Sea Otter?"をお届けします。ラッコらしさを失わないために、飼育員も奮闘しています。

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2018年

9月

24日

【記事】ラッコ入門講座:エサ | Sea Otter 101 : Food!

本日は2018年9月24日付のMonterey Bay AquariumのYou Tube動画より、"Sea Otter 101 : Food!"をお届けします。ラッコ飼育員のクリスがラッコのエサについて話しています。

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