本日は2017年9月11日付のPatricia Newmanから、"Saving sea otters: Science tips for kids"をお届けします。著者はラッコに関する児童書「Sea Otter Heroes」の著者でもあります。今回は海洋生物学者でエルクホーン湿地帯の栄養カスケードを発見したブレント博士へのインタビューです。ヒューズ博士の発見についてはこちらの記事(【記事】エルクホーン湿地帯におけるラッコの「栄養カスケード」| Elkhorn Slough Otters Trophic Cascade)をご覧ください。
私が今月続けているラッコ啓蒙週間のお祝いに参加してくださってありがとうございます。今月、二人の海洋専門家の知恵をみなさんにシェアしていきます。こうした方の科学や保全活動が、ラッコがなぜ保護するに値する重要な絶滅危惧種であるのかということを私たちが知る一助となっています。
- ブレント・ヒューズ博士
カリフォルニア大学サンタクルーズ校ロングマリン研究所の海洋生物学者で、エルクホーン湿地帯(北カリフォルニアのモントレー湾から少し離れたところ)の頂点捕食者であるラッコが関わる栄養カスケードを発見。 - リリアン・カーズウェル
アメリカ魚類野生生物局のカリフォルニアラッコ回復・海洋保全コーディネーター
投稿その2:ブレントの科学に関する子どもたちへのアドバイス
パトリシア・ニューマン:学校で科学を勉強している子どもたちへアドバイスはありますか?
ブレント・ヒューズ:科学は勉強が大変な科目のように思えるので、学校で一番賢い生徒でなければ科学者になれないと思っている人がいるかもしれません。でもそれは違います。
科学には、様々なスキルを持った人たちのための場所があります。例えば、もし芸術肌タイプなら、科学はあなたから有益なものを得ることができます。なぜなら、科学者は常に科学的なイラストを描く人や映像作家、芸術的に表現できる人を求めているからです。
「思慮深く構成され、魅力的にプレゼンテーションされたフィールド科学の例です」 –Kirkus
もし歴史に夢中なら、科学はあなたから有益なものを得ることができます。人類学者や古生物学者がより必要とされてきているからです。
何かを発見できるという期待感が一番科学に引き寄せる力です。だから、何かを見つけることが好きなら、科学はあなたのためにあるようなものです。発見する楽しみは、私が科学に興味を持つ促進剤のようなものでしたし、その力が今でも私のモチベーションとなっています。
1回目の投稿を見逃しましたか?【記事】ラッコを救う:あるカッコいい仕事 | Saving Sea Otters: One cool jobをご覧ください!
水曜日:ラッコが直面する脅威に続く
次の投稿までもっと知りたい方は、私の Sea Otter Heroesのウェブサイトから科学者にとって書く技術やコミュニケーションスキルがなぜ重要なのかについての保全科学会のブログでの私のインタビュー記事をご覧ください。
[Featured photo courtesy of Brent Hughes]
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