本日は2019年8月27日付のAlaska Sealife Center Current Newsより、"Alaska SeaLife Center Rescues Sea Otter Pup By Planeをお届けします。新しいラッコを含め、現在アラスカシーライフセンターに保護されたラッコは6頭になりました。うち4頭は他館への移送待ちとなっています。
8月19日月曜日、アラスカシーライフセンターの野生生物対応プログラムに`メスのラッコの赤ちゃんを受け入れた。
赤ちゃんラッコが強い波の中にもまれて岩に座礁しているのが見つかり、アラスカシーライフセンターは8月18日日曜日の午後通報を受けた。そのラッコはホーマーでピックアップされたが、スワンレイク火災でスターリングハイウェイが閉鎖されているため、センターのスタッフは車でアクセスすることができなかった。そこでそのラッコを輸送するため、人々が力を合わせた。地元のパイロット、デューク・マロルフが飛行機での輸送を申し出たのだ。ホーマー動物病院はマロルフがピックアップの手伝いができるまで一晩赤ちゃんラッコの世話を申し出てくれた。動物がスワード空港まで空輸されるのはまれなことだ。センターの20年の歴史の中で、地元の空港まで空輸されたことは数度しかない。
このメスのラッコは推定生後3週間とみられ、体重は5パウンド(約2.3kg)だ。到着時の容体が安定していたため、スタッフは予後については明るい見通しをもっている。このラッコはすぐに哺乳瓶から調合ミルクを飲むことを覚えてくれたたが、これは幼いラッコのケアにおいては非常に重要なことだ。「私たちはいつも極力早くラッコの赤ちゃんが哺乳瓶に慣れるよう尽力します。必要な薬や栄養素を得られることは重要ですし、哺乳瓶が幼いラッコたちにとって最も自然な代替物だからです」と野生生物対応キュレーターのジェーン・ビラバラックは言う。
このラッコの到着により、センターのラッコは6頭となった。4頭の亜成獣のラッコ、ビショップ、ラニー、ディクソン、リグスはみな野生生物対応プログラムを卒業し最終的な他館への移送を待っている。タズリナとこの新しくセンターで最も幼いラッコは、状態はよいものの、更なる集中的なケアが必要だ。幼いラッコは24時間体制でのケアが最初の数か月間必要だ。野生では赤ちゃんラッコは母親に6か月間依存している。
アラスカシーライフセンターは501(c)(3)に定められた非営利団体であり、アラスカ州で唯一海洋哺乳類のリハビリを許可されている。当センターの野生生物対応プログラムの資金の80%以上は寄付金により賄われている。センターはBPアラスカ、コノコフィリップスアラスカ、シーワールド&ブッシュガーデンズ保全ファンド、GCI及びペットズーなどのサポートのおかげでラッコを含む海洋哺乳類のケアを行うことができる。
センターは24時間対応の座礁ホットラインを設けており、訓練を受けた専門家が通報者に手順を追ってその動物を助ける方法に関し説明を行っている。具合の悪そうな海洋哺乳類を見かかて際は、まずは1-888-774-SEAL(7325)へ電話をしていただきたい。
Alaska Sealife Center Current News
Alaska SeaLife Center Rescues Sea Otter Pup By Plane
August 27, 2019
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