本日は、2018年11月27日付のAlaska SeaLife Centerのニュースより、"Recent sea otters admitted to the Wildlife Response Program trigger need for support"をお届けします。今月初め、新たにラッコの子どもを受け入れ、センターでお世話しているラッコは4頭になりました。
アラスカ州スワード(2018年11月27日)-アラスカシーライフセンターは11月1日オスのラッコの赤ちゃんを受け入れ、センターで現在ケアを受けているラッコは4頭になった。
生後5週間になるラッコの赤ちゃんがホーマーの砂嘴近くの道路を渡っているところを目撃した人が、アラスカシーライフセンターの野生動物対応チームに通報した。センターに到着した際、その赤ちゃんは脱水症状、栄養失調、胃腸に問題があることが分かった。治療には順調に反応し、現在容体は安定している。センターの獣医師は、このラッコは幼いため、少なくとも後数か月は24時間体制のケアが必要になってくると話している。
野生動物対応プログラムにいる他の3頭のラッコたちは元気にしている。オスのラッコのディクソンは8月にホーマーからきたが、隔離期間を経て、それ以来6月にプリンスウィリアム湾から来たメスのラッコのラニーに引き合わせてある。受入れ時ディクソンは生後8週間、ラニーは生後1週間だったが、2頭はどちらも生後6か月になり大きさも同じぐらいになった。最年長のビショップは元旦にホーマーからやってきたが、つい最近の10月に1歳の誕生日を祝った。ラッコの赤ちゃんは、センターが定期的に受け入れているリハビリが必要な動物の中で最も広範囲なケアを必要とする動物だ。「ラッコの赤ちゃんは、私たちに全てを依存しているのです。非常に押さないラッコは1時間か2時間おきに哺乳瓶でミルクを与える必要があります。その間、毛皮をきれいにして温かくするため、グルーミングをするのは私たちの仕事になります。グルーミングするだけでも1時間はかかります」と動物ケア専門家のハレ―・ワーナーは言う。24時間体制のケア、特別な調合ミルク、治療などは全て費用がかかる。501(c)3の非営利団体として、ラッコのような動物たちのケアに必要な費用の多くはギビング・チューズデーのような寄付から資金を得ている。
ギビングチューズデーは今年11月27日にあり、個人やコミュニティ、組織が繋がってが慈善を促し、世界中でそうした寄付行為を祝う日だ。ギビングチューズデーのような日は、ラッコの需要に応じた必要なサポートを得るために非常に役立つものだ。センターの大乗でありCEOでもあるタラ・リーマーはこう話す。「私たちは国や州からラッコのケアに必要な費用を一切受けていないので、このプログラムを続けていくためには皆さんの寄付に頼らざるを得ません。ギビングチューズデーに寄付してくださる皆さんに心より感謝申し上げます。皆さんが貢献していただくことで、世話が必要な4頭のラッコの子どもたち皆にケアを与えることができます」アラスカシーライフセンターのギビングチューズデーに関心のあるかたはhttp://www.alaskasealife.org/donateをご覧ください。
Alaska SeaLife Center
Recent sea otters admitted to the Wildlife Response Program trigger need for support
November 27, 2018
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