本日は2017年12月22日付のMonterey Bay Aquariumのブログから、"Meet sea otter 808!"をお届けします。先週、カリフォルニア州カーメルビーチで保護されたラッコは808号となり、現在モントレーベイ水族館でケアを受けています。
808号をご紹介します!この元気なラッコの子どもは2017年12月14日にサメにかまれた傷があり、カーメルビーチで座礁していたところをモントレーベイ水族館のラッコ保護プログラムにより保護されました。
808号は抗生物質で手当てを受け、裏の集中ケアエリアでラッコ子どものケアを行っている当館のスタッフから固形のエサをもらっています。一番最近の検査では、サメに噛まれた傷は癒えはじめ、このラッコは引き続き回復しています。
このラッコは生後6週間から8週間とみられています。このまま回復が続けば、子どものラッコの代理母として活躍している当館のメスラッコたちの中の1頭に紹介される予定です。私たちの計画では、このラッコを育てて野生に返すことになっています。
モントレーベイ水族館は座礁したカリフォルニアラッコの赤ちゃんの保護及びケアを30年以上行っているパイオニアです。当館は代理母として仕えてくれる野生に返せない飼育ラッコにラッコの赤ちゃんを育て野生に返している、世界で唯一の施設です。
代理母ラッコのセルカと774号
808号は、1980年代から当館の先駆的なプログラムを通じ座礁したラッコの赤ちゃんや病気やケガをした亜成獣や成獣のラッコ全てを含め、808番目にケアを受けたラッコです。
野生に返されたラッコの子どもとその子孫たちは、リリースされた沿岸生息域に目覚ましくポジティブな影響を与えてきています。
※動画の書き起こしはこちら(【記事】エルクホーン湿地帯のラッコたち:保全活動の成功物語 | Sea Otters in Elkhorn Slough: A Conservation Success Story)をご覧ください。
808号のような座礁ラッコたちを助けたい・・・
当館の動物ケアセンターの増築をサポートしてください!拡大したセンターは現在の施設の約3倍で、当館および野生の海の生き物たちの需要の増加に対応できるようになるものです。
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