【記事】シアトル水族館、ハーディのお世話をお手伝い (4)| Part 4: Seattle Aquarium assists with Hardy, the rescued sea otter

本日は2017年9月18日付のSeattle Aquarium Blogより、"Part 4: Seattle Aquarium staff assist with sea otter rehabilitation in Alaska"をお届けします。バンクーバー水族館でリハビリを受けているハーディは、日々マイルストーンを達成しつつあるようです。

生後10週目となったバンクーバー水族館のみなしごラッコ、ハーディは18.7パウンド(8.48kg)になりました。先週、ハーディはいくつものマイルストーンを達成しました。エサのサーフクラム(二枚貝の一種)は細切れのものよりもまるごとのものが多くなり、むしゃむしゃと食べています。また、水槽のデッキに平行になり、水野中でエサを炊寝るようになりました。フィーディングの際のこの体のポジションは、「ステーショニング」と呼ばれ、トレーニングの最初のステップとなります。ハーディはこのポジションでステーショニングすると、たくさんのおいしいおやつをご褒美にもらうことができます。シアトル水族館のラッコたちと同じように、ハーディは最終的には自発的なトレーニングのセッションに参加することになります。

ハーディがラッコのメイン水槽でフィーディングのためにステーショニングしている
ハーディがラッコのメイン水槽でフィーディングのためにステーショニングしている

日中、ハーディはメインのラッコ水槽でずっと過ごすように進展しました。フィーディングやグルーミングはすべてその水槽で行われます。グルーミングでは飼育員に手伝ってもらうことはほとんどなくなり、水の中や水槽のデッキで自分でグルーミングして過ごすようになりました。夜はメイン水槽と就寝用のベビーベッドの両方で寝ることができるようになっていますが、間もなくベビーベットは卒業して、大人のラッコたちと同じように昼も夜もメイン水槽で過ごすことになります。次のハーディのアップデートをお楽しみに!

メイン水槽のハーディ
メイン水槽のハーディ