【記事】バンクーバー水族館のラッコの赤ちゃん、元気に泳ぐ | A rescued sea otter pup is swimming in cute at the Vancouver Aquarium

本日は2017年7月26日付のMother Nature Networkより"A rescued sea otter pup is swimming in cute at the Vancouver Aquarium"をご紹介します。

バンクーバー島北部で保護されたラッコの名前はハーディに決まりました。

このラッコの赤ちゃんは最初にケアを受けた港の名前をとって最近ハーディと名付けられた(Photo: Vancouver Aquarium/Facebook)
このラッコの赤ちゃんは最初にケアを受けた港の名前をとって最近ハーディと名付けられた(Photo: Vancouver Aquarium/Facebook)

かわいい。ちいさな赤ちゃんラッコはかわいい。

 

生まれて間もない赤ちゃんラッコが、6月の終わりバンクーバー島北部沖の海で一人で泳いでいるところを発見され、その後バンクーバー水族館海洋哺乳類保護センターの住人となった。その当時、生後僅か数週間とみられたその他っ子は、健康と思われたが、母親と一緒にいたら受けていたであろう24時間体制のケアを必要としていた。

最初に発見されたとき、このラッコは一人で海で泳いでいた (Photo: Vancouver Aquarium)
最初に発見されたとき、このラッコは一人で海で泳いでいた (Photo: Vancouver Aquarium)

スタッフとボランティアが交代でエサをやったり水浴びをさせたり、グルーミングをしてフワフワにしてあげた。

 

現在、保護から約1か月たって、このラッコは生後6~8週間とみられ、体重はおよそ9パウンド(約4kg)となった。今もなお24時間体制のケアを必要とするが、少しずつ自立してきている。

眠っているラッコの赤ちゃんほど可愛らしいものはない(Photo: Vancouver Aquarium/Facebook)
眠っているラッコの赤ちゃんほど可愛らしいものはない(Photo: Vancouver Aquarium/Facebook)

センターは最近更新情報をアップした。

 

「このラッコはまだ哺乳瓶からエサをもらっています。毎日体重の25%を動物ケアチームが創った特製のラッコの調合ミルクでとっています。今週になって、ミルクに加え固形のエサも食べるようになりました。毎回5グラムの貝を食べています。貝を気に入ってくれているようです」

泡をじっと見るラッコの赤ちゃん(Photo: Vancouver Aquarium)
泡をじっと見るラッコの赤ちゃん(Photo: Vancouver Aquarium)

赤ちゃんラッコは現在、非常に元気で好奇心旺盛だ。自分でグルーミングをしたり、泳ぎも上手になってきている。水槽の底に潜っておもちゃを取ってくるのが気に入っているようだ。お気に入りはカラフルなおもちゃのヘアドライヤーだ。

ラッコの赤ちゃんはみなおもちゃのヘアドライヤーを持たなければならないようだ(Photo: Vancouver Aquarium)
ラッコの赤ちゃんはみなおもちゃのヘアドライヤーを持たなければならないようだ(Photo: Vancouver Aquarium)

センターは最近、この人気者のフワフワの赤ちゃんの名づけコンテストを行った。名前はこのラッコが保護されて最初にケアを受けた港にちなみ、ハーディに決まった。

 

このラッコについてはこのビデオで詳しく紹介している。

【動画の書き起こし】
小さなオスのラッコが私たちバンクーバー水族館海洋哺乳類保護センターの一番新しい患者だ。この赤ちゃんは生後2週間から4週間とみられ、現在24時間体制のケアを受けている。健康そうに見えるが、まだ昼夜通してケアを必要としている。私たちのケアチームは、シフトを組んでこの赤ちゃんラッコのエサやり、水浴び、グルーミングを行っている。

かわいいラッコの赤ちゃんをいくら見ても見飽きることはないから、もう1枚、皆さんを笑顔にする写真を。

小さな鼻と足の肉球、どちらがかわいい?(Photo: Vancouver Aquarium)
小さな鼻と足の肉球、どちらがかわいい?(Photo: Vancouver Aquarium)

Mother Nature Network

A rescued sea otter pup is swimming in cute at the Vancouver Aquarium

July 26, 2017, 2:44 p.m.