本日は2017年5月8日付のKomo Newsから、"Point Defiance welcomes Seattle sea otter for grand reopening of Rocky Shores exhibit"をお届けします。シアトル水族館のメスのラッコ、セキウがポイントデファイアンス動物園水族館へ移りました。引っ越しは一時的なもののようです。
ワシントン州タコマーシアトル水族館で生まれ育ったアラスカラッコが、新しい住まいに移った。それほど遠くではない。
月曜日、5歳になるセキウはタコマにあるポイントデファイアンス動物園水族館へ引っ越した。
セキウは2011年からポイントデファイアンス動物園水族館で暮らす6歳のカリフォルニアラッコ、リビーに合流する。
リビーは親とはぐれ、7か月の時にモントレーベイ水族館からやってきた。
セキウとリビーは、木曜日のグランド再オープンの際、最近改装したロッキーショアハビタット(展示コーナー名)で一般にお披露目となる。
「私たちにとってはエキサイティングな週になります」と動物園のジェネラル・キュレーター、グッドロー・ベックはプレスリリースで語っている。「セキウの到着は、絶滅に瀕するラッコの物語を伝えるため、シアトル水族館や他のパートナーとともに協同して行った保全活動を見ていただくものです」
ポイントデファイアンス動物園水族館によると、野生には125,000頭ほどしかラッコがいないとのことだ。
ポイントデファイアンス動物園水族館とシアトル水族館は親を失ったラッコの飼育に関しては長い歴史を持つ。水族館の担当者はセキウの父親はアラスカで座礁していたところを保護され、母親はアラスカで座礁しシアトル水族館で暮らしていた両親のもとで生まれた。
「当館に来ていただき、セイウチが泳いだり、カリフォルニアアシカが鳴いたり、ラッコが水の中で回ったりしているのを見て、こうした海洋哺乳類たちの力強さや美しさを堪能していただきたいと思っています」とグッドロー・ベックは言う。「また、皆さんには野生にいるこうした動物の仲間たちを助けるためにできることがあるのだということを知ってお帰りいただきたいのです」
リビーは改装中は舞台裏の水槽で暮らしていた。
この270万ドルのプロジェクト資金は有権者が承認した2014年の公債でまかなわれている。
Komo News
Point Defiance welcomes Seattle sea otter for grand reopening of Rocky Shores exhibit
May 8th 2017
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