本日は2016年8月29日付のCDFW Newsから、"Sea Otter Shootings in Santa Cruz County "をお届けします。今月中旬ごろ、相次いでラッコの死体が発見されましたが、3頭に銃創が見つかりました。当局は犯人逮捕につながる有力な情報を求めて報奨金を用意しています。
米国魚類野生生物局とカリフォルニア魚類野生生物局取締官は捜査に役立つ情報を求めている。
米国魚類野生生物局(USFWS)とカリフォルニア魚類野生生物局(CDFW)は、7月後半もしくは8月初めにカリフォルニアラッコ3頭を射殺した者の逮捕や有罪判決に繋がる情報を求めている。こうした情報に対し少なくとも1万ドルが支払われることになっている。
3頭のオスラッコは2頭の亜成体と1頭の成体で、サンタクルーズハーバーとアプトスのサンクリフ・ステイトビーチの間で8月12日から19日の間に発見された。カリフォルニアラッコは連邦法の絶滅に瀕する種の保存に関する法で絶滅危惧種として保護されている。またカリフォルニアラッコは海洋哺乳類保護法とカリフォルニア州法でも保護されています。カリフォルニアラッコの殺害に対しては最大10万ドル(約1,000万円)の罰金及び懲役刑の可能性がある。
初期の検死で、そのラッコには銃創があり、海岸に打ち上げられる数日から数週間前に死んだことが示されていたことが分かった。米国魚類野生生物局法医学研究所は捜査の手助けにすべく、全身の検査を行っている。
今回発見されたラッコあるいは他のラッコの銃撃に関する情報を持っている場合は、CalTIPの電話1-888-334-2258(匿名での通報可)もしくは米国魚類野生生物局スペシャル・エージェント650-876-9078へ連絡してください。
また、サンタクルーズ郡でラッコの死体を見つけた場合は、その死体をそのままにして、可能であれば写真を撮り、直ちにカリフォルニア州魚類野生生物局831-212-7010へ通報してください。
カリフォルニアラッコは1977年に絶滅危惧種に指定された。カリフォルニアラッコはかつてはカリフォルニア沖に生息していたが、現在は北はサンマテオ郡から南はサンタバーバラ郡まで、およびヴェンチュラ郡サンニコラス島周辺小さな個体群が生息している。
今回の報奨金はモントレーベイ水族館、カリフォルニア州魚類野生生物局、個人の篤志家により用意された。
米国魚類野生生物局の使命は、他機関と協働し、魚類、野生生物、植物、またそれらの生息地を米国の市民の財産として維持するべく、保全、保護、強化することにある。我々は魚類及び野生生物の保全におけるリーダーかつ信頼できるパートナーであり、科学的に秀で、土地や自然資源のスチュワードシップを持ち、献身的な専門家で市民サービスに責任をもって実行することで知られている。我々の任務や従事する者についてはウェブサイトを参照されたい。www.fws.gov
カリフォルニア州魚類野生生物局の使命はカリフォルニアにおける多様な魚類や野生生物、植物などの資源とその生息地を保全することである。そうした資源は生態系における価値や市民がそれらの資源を活用するため必要なものである。詳しい情報はこちらを参照されたい。www.wildlife.ca.gov
CBS Bay Areaのニュースより
コメントをお書きください