本日は2016年6月17日付KTVA Alaskaから"Bon voyage! Alaska sea otters move to France"をお届けします。アラスカシーライフセンターで保護されていたラッコのうち3頭がフランスのオセアノポリ水族館に到着しました。引越しをスムーズに行うため、シーライフセンターのスタッフが1か月間現地に滞在するそうです。
スワード - スワードのアラスカシーライフセンターは、保護している3頭のラッコたちを旅に送りだすことになった。
ケスク、アトカ、プキックの3頭はフランスのパリから約350マイル西にあるブレストにあるオセアノポリ水族館へ移送された。木曜日のプレスリリースによると、ラッコたちは水曜日にブレストへ到着したとのことだ。
3頭のラッコたちは昨年カチェマック湾で親とはぐれてしまった。
シーライフセンターのエグゼクティブ・ディレクター、タラ・リーマーによると、このラッコたちの新しい家を見つけるために書類作成や計画に数か月を要したとのことだ。オセアノポリスはアラスカからの移送のため、特別な施設を建造しました。
「私たちは、オセアノポリ水族館のラッコの設備がアメリカの基準に合うよう、またほとんどのスタッフはラッコを扱ったことがないため、スタッフがラッコをケアについて理解してもらえるよう、必要なことをスタッフのみなさんと協働してきました」とリーマーは言う。
ラッコが新しい家に到着するまで24時間余りの時間がかかった。フェデックス(アメリカの運送会社)が運送費を寄付してくれたが、フランスの新聞ル・ポワン誌によると、その費用は20万ユーロ($225,000)に上る。
ラッコたちがついの棲家を得たのはエキサイティングだとリーマーは言う。
「スタッフの一人は、子どもを大学へ送り出すようなものだと例えています」とリーマーは笑う。「ここに保護した時から、ラッコたちがここに永久にいるわけではないということは分かっています。ラッコたちがくつろげるよう一緒に力を尽くしてくれる施設を家とすることができるのは素晴らしいことです」
シーライフセンターにはまだ4頭のラッコがいる。スタッフたちはそのラッコたちにも家を探している。
▼ラッコたちが到着した際の様子です。
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