本日は2016年4月25日付のPoint Defiance Zoo & Aquarium News Releasesから、
"Sea otter dies at Point Defiance Zoo & Aquarium"をお届けします。メディアの記事のほうが報道が早かったのですがポイントデファイアンス動物園水族館のプレスリリースの開示を待って翻訳しました。
緊急リリース: 2016年4月25日
連絡先: Whitney DalBalcon, 253-404-3637, 253-278-6343 or whitney.dalbalcon@pdza.org
ポイントデファイアンス動物園水族館のラッコ、死ぬ
ワシントン州タコマ-6歳のメスのラッコ、カラディが金曜日ポイントデファイアンス動物園水族館で死んだ。ポイントデファイアンス動物園水族館の主任獣医カレン・ウルフによると、予備検死ではカラディは腸捻転で死んだとみられている。
「ラッコにおける腸捻転は、残念ながら珍しいことではありません」とウルフは言う。「それでも時を経てこの病気の危険要因がしだいに判明してきていますので、将来的には腸捻転による死は防ぐことができるかもしれません」
カラディは親を失い、2010年の6月、生後1か月の時にポイントデファイアンス動物園水族館へやって来た。カラディはアラスカ州コディアック島の海岸で保護された。当地では絶滅に瀕する種の保存に関する法律のもと、ラッコは絶滅危惧種に制定されている。この幼いラッコは、スワードにあるアラスカシーライフセンターで獣医と生物学者らにより人工哺育され、その後タコマのポイントデファイアンス動物園水族館へ移送され、最初の数週間スタッフらにより24時間体制のケアを受けた。
「私たちは、カラディの死深く悲しんでいます」とウルフは言う。「カラディは遊び好きで好奇心旺盛で、来場者たちに大人気でした。この病を防ぐことはできなかったでしょうけれども、非常に愛されていたこの動物園の一員を失うことは、とても辛いです」
最終的な検死の結果はまだ出ていない。
ポイントデファイアンス動物園水族館では、残り2頭のラッコが暮らしている。
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ポイントデファイアンス動物園水族館は北西部で唯一の動物園と水族館が一体になった施設であり、教育、保全、調査、娯楽の機会を通じて、世界の資源を責任をもって守ることを推進している。動物園はメトロパーク・タコマの1部門であり、アメリカ動物園水族館協会(AZA)及び海洋哺乳動物公園および水族館同盟(AMMPA)の会員である。
Point Defiance Zoo & Aquarium News Releases
Sea otter dies at Point Defiance Zoo & Aquarium
April 25, 2016
ありし日のカラディ。雪で遊んでいました。
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