本日は、2015年11月13日付の FOX8から、"Audubon Aquarium welcomes pair of rescued sea
otters"をお届けします。ルイジアナ州ニューオリンズにあるオーデュボン水族館。現在、エマという高齢のラッコが1頭いますが、ここにモントレーベイ水族館で保護された2頭のカリフォルニアラッコたちが仲間入りすることになりました。
モリーとクララウはオーデュボン水族館のカリフォルニアラッコたち。モントレーベイ水族館のラッコ保護programからやってきます。(注:頭の白いラッコはエマ。チョコレートブラウンのラッコがモリー。頬がブロンドのラッコがクララ。)
ニューオリンズ(WVUE)- オーデュボン水族館はシーオターハビタット(ラッコ水槽があるコーナー)の新しい住人を2頭、迎えることになった。
モリーとクララの2頭のラッコたちは、モントレーベイ水族館のラッコ保護プログラムからやってくる。ここに長く住むラッコ(そして来場者のお気に入り)のエマとともに、ニューオリンズに新しい棲家を得る。
モントレーベイ水族館のラッコ保護プログラム(SORAC)は1984年から絶滅に瀕するカリフォルニアラッコの研究と保護活動を行っている。SORACは怪我を負ったラッコの保護、治療、野生へのリリースを行い、代理母プログラムにより親のない赤ちゃんラッコを育て、野生へ帰し、また野生へ帰すことができないラッコたちにケアを施し、科学的な調査も行ってきた。
モリーは約3歳で、2014年7月28日にモントレーのヨットクラブ付近でモントレーベイ水族館の動物ケアチームに保護された。それまで人間と接触してきたという経緯があり、人間によるケアの下に置かれるのが最もモリーにとってよいとの判断が下された。
クララは約6歳で、2014年8月12日にモントレー郡のモスランディングで保護された。そのエリアにいる犬と接触する傾向があったことから、州と国のラッコ生物学者は、人間のケアの下に置いたほうがクララにとってよいということに同意した。
クララとモリーはオーデュボン水族館の裏側で新しい住まいに順応しつつあり、特製の25,000ガロン(約94.6立法メートル)の水槽でエマに合流する予定だ。そこで近日中にはその3頭は日々のトレーニング、エンリッチメントとしてのおもちゃ、そしてたくさんのおやつをもらえることになる。ラッコはそれぞれ1日に6~7パウンド(約2.7~3.1kg)の魚介類を食べるが、それらはすべてレストランで出せるほど新鮮なもので、オーデュボン水族館の動物ケア専門家らが準備している。
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